毎日のニュースで発表される天気予報では、気温がどうなるのか地域別、時間別に細かく教えてくれます。その情報をもとに洗濯できるかどうか、服装は何が相応しいかを考える人も多いのではないでしょうか。しかし実はおんどもおなじくらい、大事な指標があります。天気予報でもあまり詳しく触れられないのですが、湿度というのは体調などのコンディションにも大きく影響を与えます。

例えば冬は空気が乾燥して、湿度がとても低くなります。それにより、肌や唇が乾燥してガサガサになってしまったり喉がイガイガするという経験をしたことのある人は多いかと思います。それだけでなく、火事が起こりやすくなってしまったり、ウイルスが蔓延しやすく風邪も流行りやすい傾向にあります。一方で夏は湿度が上がってジメジメして不快指数が高いだけでなく、温度と湿度の両方が上がると熱中症にもかかりやすくなります。

必ずしも炎天下で運動などをしているわけでなくても、室内でじっとしていても熱中症にはかかるものなので適切な湿度コントロールが非常に重要です。湿度計センサーは、通販や家電量販店でも手軽に買えるもので、部屋の中に取り付けておくことでいつでも湿度情報を正確に知ることができます。例えば壁掛け時計の隣などに湿度計センサーを設置しておけば、時間を見るついでに湿度も数値でチェックする習慣をつけられます。湿度計センサーを使って定量的な把握ができれば、コントロールも可能になります。